日本アカデミー賞

同僚と晩餐会なんてやっている場合ではなかった。日本アカデミー賞の番組があったなんて…というか、にのさんが出席していたなんて、知らなかった。

せめてもの救いは、食事してケーキでお茶したあと、他の方たちは更にカラオケへと行かれたのだが、私は前日夜にチトした仕事があって疲れたからと失礼して、22時前には帰宅したことだ。気の利かない姉は録画もしてくれていなかったが、にのさんの受賞場面には間に合った。

でもねぇ…あの場でのショートフィルム見てると「意外と大泉っていいのかな…」とか、「やっぱ浩市っつぁんは上手いわ」と思えて、ニノも元々の蒼い顔がますます青ざめていたように見えたのは私だけか。いざ受賞してみると、はじめから用意していたようなことを言っていたけど。「(岡田くんの映画を見てる内に)段々悔しくなって、僕も欲しい」なんて、彼にも人並みに競争心があったのねぇ・・・って、当たり前か。

正直、去年の岡田くんほど諸手を挙げてオメデトー!と叫ぶ気にもなれなかったけど、ホッとはした。予告編がよくなかったし、テーマがテーマだけにいくらニノが出ているからとて大ヒットではなかったろうから、これを機会にDVD見たりする人が増えればいいなと思う。

でも、助演女優賞黒木華さんとかで、それは全く納得できないなぁ。場面は少ないけど「海街〜」に出た大竹しのぶとか樹木きりんとか、すごい存在感だった人にあげて欲しいが、ノミネートすらなかったじゃないの。

まぁ所詮これは、紅白と同じ「祭り」だから仕方ないやね。