ニナガワ訃報

二か月も間が空くと色んなことがあるし、色んな方が亡くなりますね。最初のショックはネットで見たプリンスの訃報でしたか。あらぁ…でも生で見ておいたので良かったぁ…と思い、改めて新聞の訃報欄を見て、もっとビックリ。彼の隣に、以前一緒に仕事をしてここで書いたことのある編曲家の方の訃報までが。心からのお悔やみと、お世話になったお礼を心の中で言いつつ、当時のことを色々と思い出しました。とても楽しく、でも切ないこともあり…懐かしい思い出です。

トドメはニナガワですか。実は姉が若い頃に演劇をやっていて、ニナガワが劇団の旗揚げするときに誘われたそう。もし、その誘いに乗っていてくれてずっと演劇を続けておれば、告別式にも出ているだろうし、ついでにワタシも紛れ込んでゴーカな芸能人を…とりわけ潤さまとニノさんのお顔を身近に見られたかもしれないものを…などと不謹慎なことを考えたりして。それにしてもソウソウたる列席者でしたな。こんな人までニナガワの手にかかっていたのか…とオドロキました。

ワタシが見たニナガワ舞台は二度ともなぜか「ロミオとジュリエット」で、ロミオが大沢たかお藤原竜也の時。大沢ロミオも悪くなかったけど、なんせ藤原君が圧巻でして。大竹しのぶの「メディア」なんかも見たかったけど、叶わず。やっぱり、もう2〜3回は見ておきたかったなぁ。でも、あの列席者の顔ぶれを見ていると、サト氏はやっぱりニナガワとつながりがなくて本当に良かった!と思った次第。

もっとも、昔一度でもニナガワにモマれておれば、「世界一難しい恋」があんなにヒドいワンパターン演技ではなかったのかも…と思わないでもないのですが。なんですかアレは?まるで怪物君が大人になって社長やってる風じゃないですか?サスガに今回は呆れました。初回なんて、コメディなのに笑えもしない。彼の中には、コメディはこうやっておけばいいっていう妙な基準があるんじゃないだろうか。コメディほど難しいものはないのに。周囲のキャスト陣に助けられて、なんとか徐々に「らしく」なっているものの、やっぱりじゃにーずをみんなでお膳立てしている感があって(これは多分、J の弁護士ドラマにも当てはまっているのではないかという気がしますが)、これではいかん!という気がしています。

とは言え、毎週見てるんですけどね…なんとかの弱味で…。あのバカ社長が、どうやって恋を成就させていくのか興味もあり…。やはりファンもバカ…。