映画観た。

先週は「らぷらす〜」を。封切り二日目だったのに、客席に入ったら私以外4人しかいなくてびっくり。ネットで酷評されていたからだろうな。本編が始まる頃には、それでも10人ぐらいにはなっていたようだけど。

でも、思ったより楽しめた。確かに、しょう君は顔が真ん丸で一人だけ緊張感が足りないような感じだったけど、別に刑事でも復讐者でもないんだし、そんなに頬がコケてなくてもいいんでない?と、また依怙贔屓してみる。すずちゃんが、どの映画でも役をこなしていて感心する。

今日は「ゆうざい」を。少年えーの事件を下敷きにしたというし。途中、佐藤こういっつぁんが出て来て、あれ?どこかでみたような…と思ってたら、監督がろくよんの人だったんだ。

とうまも良かったけど、やはりえいたの快演振りが印象に残った。少年えーは絶対あんな感じの人ではなかろうと思うのだけど、世間があの手の犯罪者に抱いているであろうイメージをよく出していたというか。

でも、えいたって元々ちょっと変な感じの人だよね。素でテレビに出るといつもそう思う。むしろ、普通の役をやってる方が違和感あるというか。うん、えいたとか山田くんはちょっと変。そこがいいんだけど。

多分、「ゆうざい」を観た多くの人が、なにかしら思い当たるところがあっただろうな。ベツに身近にサツジンキがいたら…とかじゃなくても、助けを求めている友達に冷たくしちゃったり、子供堕ろしたり、子供より仕事にかまけていたり、さつじんほどじゃなくてもなんらかの罪を犯して、でも被害者より自分の生活を優先したり…というところで。いくつかの話が盛り込みすぎなんじゃ?という気もしたり、どこかでつながっている話なのかと思いきや、そうでもなかったりと、よく分からない部分もあったけど、「罪」という意味では重罪も微罪もないし、どんな人でも誰かを求めて生きているということ、なのかなという気もする。

予告では、「万引き家族」もだけど「焼肉ドラゴン」が面白そう。特に、井上まおが良さそうだった。