自分や知人の名前で

ネット検索してみることがたまにある。自分の場合は、自分自身のナニカが出て来る事も勿論あるのだが、同姓同名の人がどんな活躍をしているかが分かったりして、ほぉ〜っと思ったり、自分もガンバらなくちゃなぁと思ったりする。そういえば数年前、当時少し親しかったジャズピアノの人が、やはりネットで自分の名前を検索していたら、同性同名の人がとある大学の応用科学かなにかのセンセイで、しかもたまたまその人が自分の出演するライブハウスに来ていたという。多分、そのセンセイも自分と同姓同名のピアニストがどんな演奏をするのか聴いてみたかったのだろう。そして二人は親しくなった。そんな出逢いもある。

で、自分以外の場合は誰を検索するかというと、やはり第一は別れたオットなのだった。彼もブログを持っていて、それは仕事で利用するために始めたものだったようだけれども、最近は別ブログで日々の出来事や思いなども書いていて、はぁ〜あのヒトも変わったなぁとか、相変わらずだなぁとか思いながら読んでいる。時にはツマの方とどこそこに行ったとか、子供さんがどうとか書いているのも興味深い。

彼はどういうわけか花の美しさとか動物の可愛らしさとかが全く分からない人だったが、今でも花の良さは分からないようだ。昔は子供も大嫌いで絶対自分の遺伝子は残したくないなどと言っていたが、自分の子供が出来てからは世間並みの親の心情が分かるようになったようだ。めでたい。

めでたいと思う反面、不幸になりやがれとも思ってしまう。自分だけが子供を持って成長してやがる、って。

死ぬまで心の狭いヤツなんだろうな、自分は。残念。