数年前から

再びレム睡眠行動障害の薬を服用するようになり、確かに夜中の大声は滅多になくなって来たのだが、起きる寸前に見る夢というのが、何と言うか薬によってねじ曲げられているような感じで、悪夢とは言い切れないものの非常に気分が悪いものが多い。

昨日の朝もよくワケが分からないそんな夢を見ていたのだが、私に何かしら 危害を与えそうな人物は珍しく女性(見知らぬ人)だった。危害といっても暴力ではなく、騙そうとしているとかそんな感じ。周りにもなんだかわからないが不穏な感じのものが蠢いていて、もしかしたら私の部屋は変な霊に取り憑かれているのではないか、と思ったほどである。

いつもは部屋を真っ暗にして寝ているので、常夜灯でも灯してみれば大丈夫かと思って床に就いてみたが、やはりそれではなかなか眠れないので、結局はいつも通り真っ暗にして眠った。

地震の被災地のことを思えば、暖かい布団の中で寝れることだけでも幸せと思わねばならないのだが、そんなワケで寝ること自体が少し憂鬱な昨今だ。

しかし、その薬がなければ私は 避難所などで人と一緒に眠ることは出来ないため、まだ少し残薬はあったのだが、早めに受診して薬を貰ってきた。

薬ばかりではなく、今回の地震で初めてわが家にも地震(或いは山の噴火?)に対する危機意識が芽生えて来た。これまでにも一応、緊急避難用グッズの入ったリュックは購入してあったのだが、通り一遍のものしか入ってないので、色々補足しなくてはならない。具体的には、食器棚のガラス戸を開けないようにしたり、バケツに水を貯めたり、飲み水を買い置きしたり、トイレ用品に間に合いそうなものを買ったりしている。

日本の面積は世界の400分の1だが、日本周辺の地震の回数は世界の10分の1だそうである。少しでも備えておくに越したことはない。