じゅりさんとの結婚をきっかけに

トライセラファンに逆戻りしたかの体の昨今。丁度タイミングよくビートルズ来日50周年記念や、グレープバイン(御多分に漏れずバインも好き)との対談などの番組がBSやCSであって、そのためにワザワザスペースシャワーまで入会したという。「音楽の日」にはnokkoとジョイントもあって、気付かなかったけど結構メディア露出も多かったのかな、という印象。ただ、少し前にもラズベリードリームの共演を別の番組でやってた割に、音楽の日のコラボの時の演奏はマズかったよね。和田君は自分でも、「コードを2〜3か所間違えた」って反省してたけど、そういうことじゃなくて、なんかいつものトライセラらしいサウンドの気持ちよさがあまり感じられなかった。ビートルズ特番では、前奏でジャーンと1コード弾いただけで、あっトライセラだ!っていう独特の気持ちいいサウンドで、そうそうこれが好きなんだよな、って再確認したんだけど。

それにしても、元々はバラバラな感じの3人がビミョーなバランスでつながっている感はあったけど、彼らにも解散の危機はあったということを今更ながら知って衝撃を受けた。まぁ考えれば、15年以上も一緒にやっていれば当たり前のことだろうけど、それでも解散せずにいてくれたことが本当に嬉しい。吉田さんはジャズドラマーでもやっていけそうな人なので、抜けたかった気持ちも分かる…って、当時のこと何にも知らない癖にこんなことを言うのもなんだけど、彼がそういう気持ちになったことで、もう一度彼らが原点に戻ったらしいことや、もっとタイトで自由なバンドになっていけそうなことに、やはり素晴らしい三人の出会いだなぁと納得。

ようつべでトライセラの色んなライブを見てると、唱くんの歌が本当に上手くなっててうれしいんだけど、それはきっと、最盛時にワタシが彼らのファンメッセージ欄に悪口を書いたおかげだよなぁと思ってる。まぁ、どのバンドや歌手もそうだろうけど、CDでは上手く聞こえても、テレビでライブを見ると「え!?」と思うほど下手くそだったりするよね。当時、NHKの音楽番組にトライセラが出た時に、あまりに音程が悪いし声も出てなかったので、「もっとボイストレーニングして!」と書いたら、他のファンにボロカスに言われて這う這うの体で退散したのだが、あれは絶対本人見てたはずなので、上手くなったのはワタシのお蔭だと勝手に思っているのだ。ふふふ。

唱くんのとりあえずの目標は、武道館でもう一度ライブをということのようだけど、結婚を機会に「トライセラって何?」ということで初めて聴いた人たちの中にもファンはできただろうし、私のように一旦休憩状態だったけど改めていいなぁと思って聞き直している輩もいるだろうから、それも夢ではなさそうだよね。