プーさんの古いアルバムが

次々とCDリリースされるようで、リストを眺めていたら全部欲しくなってきた。でも、なんで今頃CDなのかなぁ。最近は i tunes store で買うことが多く、CD買うのはちょっと億劫だ。でも、今のstore のラインナップにはあまり欲しい物がない。きっと著作権の問題なんだろうけれど、AAOBBや「ススト」がないのは、なんともつまらない。On The Move などのトリオものすらないんだよ。まぁ、CDで持ってるから要らないっちゃあ要らないんだけど。古いものを含め、もうちょっと store に並ぶことを待ってみるか。

なんだかんだで、最近また関心がジャズ寄りだ。キッカケはなんとボーカル。自分でやってたくせに、元々はインスト好きなので自宅でジャズボーカルを聴くなんてことは滅多にない。たまたま、とある人からフェイ・クラーセンという人を教えてもらったら、ああ、こんな風に歌えたらワタシもずっと歌手でいられたのになぁと思うような、自分にとっては理想的な歌だった。音楽的な基礎があって、変に熱くなったり叙情的にならないで improvisation が出来る人なのだ。特に、多分ピアニストのアレンジなのだろうけれどコール・ポーター集が面白くて、ピアノ自体も好きなタイプだし久し振りにハマってしまった。

フェイがオランダの人と知って、毎年横浜で開催されるジャズプロムナードの2004年にオランダショーケースと銘打ってオランダのジャズを聴かせる催しがあったことを思い出した。えらい台風の時で、赤レンガの壁にブチ当たって死ぬんじゃないかというくらいだったのだけれど、命からがらに辿り着いた先で聴いたオランダのジャズはいずれもとても良質で、面白かった。フェイは同じ催しでその2年後に来たらしいが、毎年行っていれば良かったなぁ。是非一度ナマで聴いてみたい。BlueNoteあたりで呼んでくれないかしら。