国立参戦の夢は露と消えたけれど

仕事休みの希望はかなり前から出していたワケで、ワタシはワタシで密かに(?)上京していた。今回は、久し振りにジャズを聴きに。年に一回だけアメリカから帰国してツアーをしている、ケイ赤城さんトリオのラストステージが、ちょうど新宿PIT-INNであるのを発見したのだ。う〜ン、でもここ数年、嵐にかまけているから何年振りだ?4年振りぐらいかしら。だいぶ彼らもトシ取ったなぁ、と思う。ということは、ワタクシも同じように老けているワケだが。

でも演奏が始まると、エネルギーが溢れていて「老けたなぁ」なんて印象はすぐに払拭される。ほんとう〜に、いつ聴いても素晴らしい。ケイさんを初めて聴いたのは、Miles Davisバンドでの伊豆コンサートでだったのだけれど、その時はシンセで、彼の風貌は印象に残っているけれど演奏自体は特別好きでもなかったんだよなぁ。まぁマイルスが気に入ってるんだから、相当の人なんだろうなぁ、ぐらいの感じで。その後、丁度このトリオで演奏し始めた頃かしら、テレビでアコースティックピアノを弾いているのを聴いてファンになった。夕べはシンセ演奏も結構あって、今聴くとシンセもいいなぁと思う。でもあのテレビの時は、ピアノもいいけど本田珠也さんのシンバルの音が綺麗でビックリしたんだよなぁ。日本人でこんな音でシンバル鳴らす人が現れたんだなぁと思って、一遍に好きになった。今は、一番想定外だからこそ魅力的に思える演奏を聴かせてくれるのはベースの杉本さんだなぁ、と思う。とにかく、三人が三人ともスバラしくて、いつも大満足させてもらえる。やっぱり来て良かったなぁ。

一夜明けて今日は北の嵐友と会う予定だったのだけれど、どーにもケータイでもメールでも連絡が取れず、結局会えずに帰ってきた。自宅に帰ってからもらったPCメールによると、なんとコンサートで水を被ってケータイが壊れたらしい。ってことはアリーナか、よほどステージに近い席だったってことだよね?いいなぁ。

今日は今日とて、ニノアイにタイヘンなことが起きたようで…。