仕事でとても嫌なことが

あって、でも、ベツに自分は悪くないんだから気にしないようにしようと思いながらも、家に帰ってもついため息が出た。それで姉達が訝しがったので、普段は滅多に弱音を吐かないワタシだが、「ああ、私もう仕事がほとほとイヤになった。辞めようかな」と言ったら、慰められるやら檄をトバされるやらで、少し気が晴れた。

親が亡くなって以来、毎朝神棚に水をあげて亡き両親やご先祖さまに、感謝と謝罪と正しい道への導きという三点セットで祈るのだが、今夕は、多分初めてのことだが「姉達を産んでくれてありがとうございます」とお礼を言った。それくらい、彼女たちの存在を心強く思った。