あいばバースディ&「ミスティックリバー」

あいばまさき様、お誕生日おめでとう!

世界中の人が歌ったり踊ったり、体(てい)よくホテルにシケこんだりしていた29年前のこの日に、嵐の聖なる動物担であるアナタは生まれたのですね。ちなみに我が家にもまた新しいワンちゃん

とニャンコ

が一匹ずつ加わりました(詳細は後日)。

少し前まで、嵐の一番のナゾはリーダーだったのに、なぁんだ結局釣りバカじゃん?という方向に落ち着きつつある今日この頃、最後の未知数はアイバ氏であるとのもっぱらの噂。

次の月9はまたまつもっさんに持ってかれたけど、いつか必ずアナタの恋愛ものを見せてください。いきなり子持ちになるんじゃないよ!

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さて、毎日毎日レポートを書いていると、サスガにそれなりにコツを飲み込んで来たらしく徐々に点数が上がって来た。この調子だわ。土壇場にならないと何もしない・出来ない自分らしく、追い詰められている毎日なのだが徐々にそれが快感になりつつある。

そう言いながらも、時々息抜きにテレビやDVDを見てはいる。一昨日はひみあらをリアルタイムで見ず、姉と一緒に「ミスティックリバー」を見た。前々から見たいとは思っていたのだけど、ニノがあの映画を見てショーン・ペンの演技に感銘を受けたようなことを、どこかで言ってたから。

でも、なんなのあれ。いやぁな終わり方。そういえばクリント映画のラストって、度々「・・・ムムム?(いったいどう受け取ればいいの)」となることがあるけど、今回はモロそうだった。若しかしたら彼は、典型的な私刑肯定派なのかしら。これまで見た映画の中でも私刑はあったけれど、「許されざる者」は西部劇だし、「グラン・トリノ」では昔かたぎの老人が主人公だし、いずれも犯人側には一片の感情移入も出来ないから、微かなはてなマークを感じながらも受け入れてこれたけれど、この映画ではとても無理。いくら幼馴染とは言え、殺人犯を捕まえない刑事っていったい・・。根深いテーマが少年への性的虐待にあったとしても、私刑肯定への共感をこの映画から得ようとするのは逆効果だろう。あら、でももしかしたらクリント自身の考え方が変わって、リンチ反対論者になったとか?じゃないとしたら、ものすごく保守的なアウトローなんだね。驚いた。

いやいや待てよ、それではあんまりだな。もしかしたらこれはリンチ云々というより、愛という名のもとに暴力が横行する世界の悲惨さそのものを訴えるための映画だったのかしら?うぅむ、よう分からん。

ショーン・ペンは昔、「俺たちは天使じゃない」を見ていっぺんに好きになったのだけれど、この映画では期待したほどじゃなく、ティム・ロビンスの方が良かった。でも、あの演技は昔みた「ジェイコブズ・ラダー」をホーフツとさせる気味悪さで、性的虐待や暴力、戦争という最も忌むべき犯罪に翻弄される人間のむごたらしさを描くことで、私刑うんぬんとは別に、そうした犯罪の被害者の代弁者たろうとしたのだろうな。