札幌のことを

もう少し書いておこうっと。

ステージが始まる前の「あぁ・らぁ・しっ!」コールは、あるにはあったけどこれまでに比べるとおとなしくて、そのせいか始まる前のワクワク高揚する感じもいつもに比べて少なかったように思う。MCでしょう君が、初めてコンサートに来た人がどれくらいか確認していて、せいぜい2割ぐらいだったようだけど、それでも会員が多くなるにつれて一体感みたいなのが薄れるのは仕方がないことなのだろう。私たちの席の斜め前の、やや年齢の高い層の人達は、ずっと座って見ていたようだし。まぁ、人それぞれの見方があるのだから文句は言えないのだけど、コンサートの楽しさの一つには観客同士の一体感もあるのだから、一緒に楽しんだ方がお得なのにな、とは思う。

うちわも少なかったみたい。残念ながら、私のうちわは、材料だけ買ったまま、時間がなくて創らずに終わった。でも、席がかなり遠かったので、作って持って行ったとしても、見てはもらえなかったと思う。ちなみに、表は「榎本さん(さん、を小さく)」裏を「鍵をあけて!(鍵の字だけ大きく)」にしようと思っていたのだけど、季節もの(?)だから、次回には使えないな。映画にでもなればベツだけど。

ホントに、自分の沈んだ気持ちを反映しただけだったのかも知れない(現に、あらし会に参加した人達は全然ワタシのような感想は抱いていなかった)のだけど、登場した時の彼らの表情がとてもつまらなそうに見えて、それを見てワタシは、「そうだよな。コンサートだって仕事だから、いつもいつも楽しいわけでもなかろう。もしかしたら直前に嫌なことがあったのかも知れないし。それでも楽しそうに見せているまつじゅんって、サスガだな」なんて、勝手に一人ゴチていたのだった。

さとし君の、あらしメンバーへの振り付けは、あまりにもこれまでのソロの振り付けとそっくりだったので、びっくりした。あれを見て、彼の振り付けと思わない人はいないだろう。でも、あれは彼の個性として確立された振り付けだと思えばいいのだろう。ソロの方は、少し新しい動きがあったのかも知れない。

初めて聴いたスーパーフレッシュは生だったけど、次々と流れていく中の一曲だったせいか、意外とサラッと終わってしまい、「そういえば今の曲、スーパーフレッシュだっけ」という感じだった。そんなものなんですね。