しやがれの前に

N○Kの「ロング○ッドバイ」を見たら面白かった。このテの原作を日本人の配役でやるのって難しそうな気がするけど、あまり違和感なく見れた(女優さん役だけ、ちょっとやり過ぎ感あるけど)。アサノ忠信かっこいい。「バタ足金魚」で気の良い友人Aを演じていた頃は、こんなにシブい男になろうとは夢にも思わなんだ。綾野ゴウもガンツで目をつけて以来あれよあれよの活躍ぶり。誰でも目のつけどころって同じなのかしら。最近はむしろ出過ぎなくらいかと思うこともあるけれど、ちゃんと演技してるのでいいと思う。

しやがれは久し振りに長姉と一緒に見てたんだけど、好きな人の「屁」が許せる、臭ければ一層面白いという彼らに、「ずいぶん開かれた人達だわね」と感心していた。ワタシも、あいばちゃんと大ちゃんはともかく、まつもっさんとしょうくんもとまでは思っていなかった。おならがOKなら、オシッコの音もOKなんだよね?ワタシのかつてのオットはそれすらNGの人だったんだよなぁ。時代かしら。

さて、広島での二日目はいよいよ宮島・厳島神社から。現地の案内人は土産物屋さんで働くボランティアで、帰りに自分の店で買い物をしてもらおうというコンタンである。大河の「平清盛」を概ね見ていたから、ここがそうかぁ!という感慨がやはりある。神社もだけど、後白河法皇の手植えの松の遺木などを見ると、ちょっと感動。1000年近くの歴史があるわけでしょ?それでも、大河の記憶が残っている内に訪ねないと、また忘れてしまうのよね。考えてみれば初日の鞆の浦も、坂本龍馬どころか「毛利元就」で出て来てた筈だし、それどころか今の「軍師勘兵衛」でも足利氏の亡命先?になっているところだったのだよね。見てると言っても、ぼぉっと見てるだけじゃダメだわね↓

案内人さんと別れた後、くだんの友人が宮島まで穴子飯(お弁当)を姉達へのお持たせにとやって来てくれた。土産物屋が並ぶ通りにある喫茶店に入った後、帰りのフェリーにも一緒に乗り、着いたところから瑠璃光寺を経て錦帯橋へと向かうバスにワタシは乗り、「今度は出雲大社に行きましょう」と彼女が言って別れた。

錦帯橋周辺の桜はもう満開だった。今年初めて、満開の桜を見たな。