この夏は韓国(ソウル)に

行って来たのだが、ツアー4回目にしてすでに海外慣れしてしまったのか、なんだかつまらない…と思ってしまった。まぁ海外4回といったって、イタリア以外はアジアばかり(中国、台湾、韓国)なので、似たような感じだということもある。これが、アジアといってもミャンマーとかタイだったらまた別だったのだろう。しかし、自分の中では韓国に先に行く方がスジではないかといったこだわりもあり、姉から話を聞いて、韓国特有の「熱気」とやらも体感してみたかったのだが。私が感じたのは、「熱気」よりも、「日本人に対する微かな反感」だった。
実は今年も6月に入って姉の体調が優れなかったので、ギリギリまで行けるかどうか分からないという状況で、例の韓国嵐友に連絡を取ったものの、直前過ぎて会えなかった。

ツアーの内容は、これまでと同様、主要な観光地や土産物屋を巡ったり、ツアー仲間と一緒に食事をしたり、ちょっとした自由時間もありというもので、特に不愉快な目にあったというワケでもないのだが、例えば土産物屋で物色して最終的に買うのをやめた時などに、「なんだ、買わないならあっちへ行け」とばかりにさっさと商品を片付ける様(さま)とか、それは中国などでもそうしたゲンキンさは多少あったのだが、もっと反感がこもっていたというか。それと、ソウルの近代化的な建物が、韓国の若い男性の髪型にありがちな、妙にスタイリッシュであるがゆえに突飛に感じるのと同様、いささかモダンすぎて不自然で疲れさせるのだった。なんだろう、自己主張が強すぎる人とずっと居るような感覚なのかな。

食事はおいしかったけど、なにか良くない後味の残った旅だった。もっとも、これが錯覚であるのか、いつかもう一回ぐらいは行って確かめてみたい気もしないではないのだが。

来年はアメリカかカナダ(ナイアガラとか)か、キューバに行ってみたいな。