モノ言えば、唇寒し

の秋なのだなぁ…。この季節は、毎年苦手だ。何もしなくても徐々に寒くなってイヤなのに、もう、何か失敗しようものなら、すっかりウツになってしまいそう。いやいや、気をつけなくてはね、自分。

ブログをやったら?と勧めてくれたのは嵐友だけれど、まさか…と思っていたのが「そうだな、やってみようかな」という結論に至ったのには、それなりのワケがあった。人様のブログへの乱入が多過ぎるからという理由ばかりではなかったのだ。

15歳ぐらいの頃は朝目覚めると、それこそ「イナゴの大群」のように色んな想いが頭から溢れて来た。そしてそれは言葉となって、猛スピードで脳の中を駆け巡っていたと思う。

それが、トシを取ると、朝起きても「は…」「ふ…」「ん…」という感じで、アタマの中にはもう何もない。やっぱりワタシも惚けて来たのではないか、という危機感があったのだ。

でも、こうして何か書いてあると、一応何か考えている風に見えるではないですか。それで少し安心するのよね。ソレナリにあるではないの、思い出も、感じていることも、考えていることも、とね。

しかし、だからと言って「成長」がナイのは、やっぱりツライなぁ。