an・an を買った。

う〜む、最近、ハジも外聞もどんどんなくなっている自分が恐い(って、今更…)。本屋では買わなかったのに、いつも行くスーパーの雑誌コーナーに一冊だけ残っているのを見たら、どーにも買いたくなってしまった。スーパーで買うなんて最もアブナイ行為だというのに…。

しかしan・an 買ったのなんて、もう何十年ぶりだろう。嵐にハマってからというもの、狂ったように雑誌ばかり買い出して初めて気づいたけれども、an・an にしても non・no にしても、よく保ってるなぁ。ファッション雑誌なんて、こんなに色々他にも出ているというのに。感心してしまう。

an・an って確か、私が高校3年の終わり頃に創刊したんだよなぁ。1月下旬生まれの友達で、高校卒業してからイラストレーターを目指すというお洒落好きなコがいて、誕生日プレゼントに an・an の創刊号を贈った憶えがある。でも、発売日が誕生日には間に合わないので、「もうすぐ届く筈だから」と、予告だけのプレゼントだったような気が。そして、メインのモデルだった立川ユリやデザイナーのケンゾーが好きだったので、暫くの間は結構 an・an を買って見ていた。

しかし、今では勿論こんな若い人向けのお洒落には興味がなく、嵐の記事を読むのだけが目的で買ったのである。ただ、ファッション雑誌とは言っても毎週(昔は確か、隔週だったような気が…?)出版するには色んな特集を組まねばモタないというのは分かるし、嵐を特集してくれたのは有り難いけれども、洒落たファッション誌としての創刊号を見ている世代からすると、こりゃなんだ?ドコがファッション誌なんだよ、という作りに変わってしまっているのは、チト残念な気はするわね。そもそも、今、世界のファッションの中心ってどこなんだろう?イタリア?ニューヨーク??

まっ、いいか。嵐の皆さんの表紙のファッションは勿論スタイリスト付きなんだろうけれど、今の若い人のファッションセンスって全然分からないから、この服装もいいのかどうか。もしワタシが彼らと同世代で、誰かとデートすることになったら、松潤と大野くんの服装はokでも、あとの三人はちょっとヒイテしまうだろうなぁ。

テレビで宿題君なんかを見てる限りでは、時々アイバちゃんのファッションセンスに「おっ!」と思う時があるし、アイバちゃんにはもっとモデルの仕事させて欲しいと思うけれど、本人にはそんな気がまるでなさそうで、残念だわね。DVDで楽屋裏の様子なんか見てると、みんなそんなにお洒落に気を遣ってる感じはないな。少なくとも、ニノと大野くんはなさそう。でも、きっとこの二人だって本気出せばきっとセンスいいんだろうな、という気はする。

ああ、an・an や non・no もいいけどさ、もうちょっと中高年向きの雑誌、そうね、せめてクロワッサンぐらいだったら買い易いし、今までのインタビューで聞けていないような記事も読める気がするんだけどな。