FNS歌謡祭を見た

ああ、ホントにもう歳末なんだなぁ。

姉と一緒に観たのだけれど、途中までヒドイ歌手ばかりだったので、「これじゃ素人忘年会だね」なんて言っていた。姉は合唱やっていて、ある意味で私以上にキビシイ視聴者であるから、『One Love』が始まった時点で、「松潤、頑張ってくれ…」と祈るような気持ちで聴いていたのだけれど、「………」だった。まっ、去年よりはマシか。大野くんのパートは少なくて聴かせどころがなかったので、私が常に「大野くんは歌も上手なのよ〜」と言っていたことを実証するまでには至らなかった。残念。

今日のワタクシ的ベストは、Kinkiの剛くんの歌と、上原ひろみ絢香のコラボだったな。

もう5〜6年、いやもっと前かも知れないけれど、Kinkiのコンサートの模様をテレビで偶然見たことがある。その時、剛くんがヒップホップ系のダンスをビックリするほど躍動的に踊っているのを見て、「なんだ〜こいつ、爪を隠しおって〜!」と思って、それはちょっと気分が悪いくらいだった。こんなに踊れるんなら、なんで普段ヤル気なさそうに力抜いてるんだよ〜、10年早いぞ!という気持ちだった。マイケル・ジャクソンやプリンスの生ダンスを見ている私としては、日本のエンターテイナーにもゼヒあのレベルまで真面目に精進して欲しいと思っていたからだ。

よく、ジャニーズで歌の上手は人は誰?みたいな話をネット上で見かけるけれど、大野くんや手越くんと並んで、必ず剛くんの名が挙がる。けれども、ロングトーンの終わりの縮緬とか、音を流す感じが嫌で、剛くんの歌い方はあまり好きじゃなかった。でも、今日みたいにジャズっぽいリズムの曲では、生来のリズム感の良さがビックリするほど出ていて、スイングすること限りなかった。そういうシンガーのバックだと、バンドの人達もノリノリである。いや〜いいもの聴かせてもらいました。

絢香と上原のコラボもすごく上手く行っていた。だけど、ホントは私、それを聴いて立って喜んでいた松潤を見て、はぁ〜松潤はある雑誌でよくジャズを聴いているって言ってたけど、クラブジャズみたいなのじゃなくて、こういうストレートなモダンジャズも好きなんだなと思って、それが嬉しかった。松潤、最近すごく可愛い。髪型のせいもあるのかな。あれは一部には評判悪いようだが、俺様系髪型の嫌いな私は、あれくらいダサイ感じのまつもっさんがイイ。小窓にたびたび映るまつもっさんの表情が可愛いかったし、一番色んなことに好奇心がありそうなところが好きだなぁ。

というワケで、音楽聴くより、やはり嵐メンの様子や表情中心に観ていたワタクシであった。次はどんな音楽番組に出るのかな。できればステペンゴーか、『Truth』で大野くん中心の生歌、アイバちゃんの赤パンツダンスガシガシでお願いしたいものである。