「ベストアーティスト」の嵐

前半は真ん中の姉と、後半は長姉と見た。

うちでは「学校へ行こう」や「ガチンコ」を何回も見ているのでV6やTOKIOの顔は知っている筈なのに、真ん中の姉はV6やKinkiまでを「このコたちもジャニーズなの?」と言っておった。

長姉にしたって何度も嵐は見ているのに、今更「可愛いの5人揃えたわね。嫌味が無いのね。かと言って個性もあるし。うまいこと見つけて来るわね」などと言っている。でも未だに「松潤て?」というレベルである。

しかし考えてみれば、50〜60代なんてそれが普通なのだ。嵐どころか、今やHEY!SAY!JUMPのコの名前まで大体分かって来た自分がオカシイのである。

さて歌の方だが、真ん中の姉は以前、別の歌を聴いた時は全然良くないと言っていたKinkiの歌に、今日は感心していた。そういうところはやっぱり姉妹で、同じところを聴いているんだな。

他の歌手の今年のヒット曲をVで紹介していた時の小窓に映る大野くんは、全然その人達の歌を知らなそうだったのに、松潤がかなり声を合わせていたのが印象的だった。松潤はなんでも聴くんだね。大野くんは元々聴かない上に、今年は忙し過ぎてそれどころじゃなかったんだろうな。あとは、福山の歌が映った時のニノの表情が反感に満ちていたように見えたのも面白かった。多分、ワタシも同じようなこと感じてると思うぞ。

ドリカムの歌は聴いていて辛かったな。吉田美和の声は、元々すごく暗い、訳知り女の声だなと思っていた。だから「笑顔の行方」を、先に歌しか聴いてなくて、初めてテレビで彼女の姿を見た時に、その明るい雰囲気とのギャップに驚いた憶えがある。その後はずっと、彼女の声が暗いということを忘れていたけれど、今日の映像では私生活がオーバーラップしたせいもあるとは思うけれど(あのコンサートがいつのものかは分からないが)、初めて聴いた時の印象を思い出した。去年の紅白の時といい、まだ彼女の歌を聴くのはツライものがあるな。

それにしても、今日の松潤と大野くんの顔色が完全に白黒だったのには笑ったな。