職場の忘年会だった

出かける前にテレビで、途中からだったけれど日本音楽コンクールを見ていた。例年だとピアノ中心で見ていることが多いのだけれど、ことしはチェロが面白かった。3位になった女性が、ひどく自信なさげで神経質だったのに、本番では素晴らしい出来でいいなぁ〜と思っていたら、更に15歳の男の子が、始めは荒削りな音だなと思えたのだけれど、先生の教えを事細かにメモして修正し、やはり本番では素晴らしい演奏をしていた。やっぱり、成長するには素直な気性でないと駄目なのだなぁ…。一位二位の伊東さんと伊藤さん、どちらも今後すごく活躍しそうな気がする。生で聴いてみたいな。

さて、忘年会では、イヤダイヤダと言いながら、結局はいつもの妥協の王者ぶりを発揮して、テレビドラマ『ルーキーズ』(一度も見ていない)のテーマソングだという『キセキ』という歌を合唱するハメになった。大体、タイトルにカタカナを用いること自体が気に喰わない。なんなんだろ、この最近の傾向。そしてまた「出逢った奇跡」というのもよ〜くある歌詞だ。そんなに奇跡ばっかりあってたまるもんかい!などと、心の中では色々毒づきながらも、実際にはヘラヘラと口を合わせていたのであった。

そうそう、「キセキ」の前に「きよしこの夜」を歌ったのだけれど、「救いの神子(御子?)は」の「みこ」の部分の印刷が「巫女」になっていたのに気づいて、笑いを堪えることができず困った。聖母の胸に抱かれる巫女って一体…。

それにしても、何組ものグループに別れてそれぞれが歌ったり踊ったりしているのに、嵐の曲が全然ないってどういうこと?今年のシングル売り上げトップだというのにさっ。他のグループがやるのではないかと密かに期待していたのに、ガッカリだ。

そういう自分、嵐ファンだと言いながら、一曲もマトモに歌える曲がない。まぁ、曲は大体分かると思うのだけれど、歌詞をまったく気にせずに聴いているので、犬の散歩などでたまに歌うことがあっても、大部分ハミングなのである。で、聴く分でのお気に入りの歌は、以前このブログ(前の「にび色」の方だっけ)で挙げた通りなのだけれど、最近、口ずさむには「Dear My Friend」なんかが結構好きなのに気がついた。この歌ぐらいの「応援ソング」なら、押し付けがましくなくていいと思うな。