ひどい初夢だった。

とうとう、気が狂ってしまうという…。それほどオソロシイことはないだろうに。

私は多分女性の同僚たちと(実際の同僚が出てきたワケではない)どこかに泊まりがけの研修か合宿に行っていた。そして2〜3日経っているようなのだが、急に倦怠感を覚え、色んなことをやる段取りが分からなくなっている。別のところに木製の大きな衣装箱なんかも置いてあったけれど、それもどうして良いか分からない。

困ったなと思いながらも、一応なにかやるフリだけはしていると、銭湯の脱衣場のような洗濯場のようなところに置いてあった自転車を倒して壊してしまう。小さな部品がいくつか取れてしまったので、その自転車の持ち主らしき家族の母親に謝ると、ああ、部品のことなら夫の方が詳しいからと、あまり怒られずに済んだ。

それにしても倦怠感がひどいなと思っていると、同僚の一人も「私、最近ひどく疲れ易くて…」というようなことを言い、ああ、私だけじゃなかったんだ!と安心して空を見上げると、真っ青な空にパッチワークの人形や色んな物、桃もあった、他にも何かは忘れたけれど、色んなものが浮かんでいた。なんとなくそれを見ていたのだが、その内にパッチワークの人形が消えたり浮かんだりしているのを見て急に、「あ、こんな幻覚が見えるようになってはもうおしまいだ!」と思い、急に自分が狂っていることに気づいて恐くなって、実際にワメキながら、泣きそうになりながら目が覚めた。

一緒に寝ていた猫は、私のわめき声に驚いて、布団から這い出てどこかに行ってしまった…。

恐かったなぁ。早く分析して克服しなくちゃ、だな。