昨日、「銭ゲバ」を観た。

世間では歌おにゴトで姦しかったが、テレ朝は映らないので仕方がない。ワタシにとっての「世間」とは大野智ファン界隈のことである。

松山ケンイチ君を初めて見たのは、NHKのロマンティック系のショートドラマだった。原田知世の相手役で貸しビデオ屋の店員というフツーの爽やかな青年役。あれっ、どっかで見たなこのヒト…なんか気味の悪い役やってる人だという認識はあったけれど、デスノートとかの映画を見ていないので、よく分からなかった。ふ〜ん、こんな普通の役ができるのかぁ、いいかも…と思った憶えがある。加瀬亮くんと共に、最近気になっていた。

で、ドラマだけれど、舞台設定を現代に上手く(というか、都合良くなのかタイミングが良いというのか)置き換えていて、赤貧というのも、今の時代だからむしろリアリティがあって、原作が漫画の割に極端な違和感がなく見れた。

共演者の中に、流星のニノの子役時代を演っていた子や、魔王でホテルの従業員だった女性(熊のぬいぐるみを持った女の子の母親)が出ていたりして、なんだか嬉しい。そうそう、何より、前に『隠し砦…』で椎名桔平にDV男の役を!とこのブログ(前の「にび色の日記」)に書いていたら、おお出ました!まさにDV父ちゃんで妻子を殴る蹴る!って、喜んじゃいけないけれど、やっぱ似合ってるんだわぁ。

松山くん、やっぱりイイよなぁ。こういう俳優さんを見ると、歌ったり踊ったりバラエティやったりというタレントさんの演技とは、存在感が全然違うと思わせられる。

加瀬亮くんも山田太一ドラマに出てるし、今期のテレビドラマは面白いな。歌おには、動画サイトで我慢しようっと。