雜といえば、翔くんの「ザ・クイズショウ」

あれはなんだ?

まぁ、リアルタイムではNHK見てたクセにこんなことを言うのもナンだけれど。だって、姉達は中国残留日本人孤児の話を見たいに決まっているのに、まさか翔くん見せてとは、言えないもんね。

「クイズショウ」を生番組のように仕立てて見せるアイデアはいいと思う。出来れば本当に生番組ならもっと良かったけれど、ま、それは無理な相談だわね(あらっ、この話って元々は舞台なの?)。

いずれにしろ、哀川翔がいかにもセリフ憶えたてという感じだし、バックコーラスがビョンセとマドンナって…冗談にしてもあり得なさ過ぎる。番組中にゲストに対して「三流ミュージシャン」とか「酷い曲」なんて言った時点で安藤なら激昂して退席しそうなものなのにしなかったり、英語が分からない安藤がデタラメの訳をして通そうとするのも、無理がありすぎる。それに哀川さんって人が良さそうで全然人殺しに見えないし、殺されたオトコもヤな奴なので、殺人を暴こうとする翔くんたちに感情移入が出来ないのもツライ。司会者が激しい頭痛で苦しんでいるのに、誰一人助けに行かない声も掛けないとか、とにかく突っ込みどころ満載どころか、無理がありすぎて白けるばかりである。わずかに同情できるところがあるのはプロデューサー役の真矢みきさんだけだ。しかも、あんなに走らされて可哀想に…って、本番中に走るんですかね、プロデューサーが?

もっとも、雑な作りといえば「魔王」も「歌のおにいさん」もそうだった。それでも大野くんが出ているというだけで見続けた自分がいるのだから、翔くんファンは苦笑しながらも見続けるのだろう。折角の節目の年に、こんなドラマをやらされる翔くんが気の毒であるが、今後、少しでも見応えのあるドラマになっていくことを祈らずにいられない。合掌。