たった一度の失敗で総てを失ってしまうこともあることを、もういちど心しておく必要があるな。バカだなぁと他人事のように笑っている場合ではないのである。数ヶ月前、うちの職場でもそんなことがあった。誰からも信頼を置かれていたような人が、ある日なぜか車の当て逃げをしてしまい、仕事もクビになった。
もっとも私は、今回の件については、「あ、やっぱり…」と思えたところがあった。この間久し振りに日曜日の「笑っていいとも」を見たのだが、何人かのタレントが一緒に話すコーナーでの彼の挙動に、かなり不審なものを感じたからだ。人の話を全然聞いておらず、欠伸をしたり寝そうになったり、非常につまらなそうにしている。かと思うと、自分の喋っていい場面になるとやたら元気にダーッと話して、なにか態度がちぐはぐなのだった。それはいかにも普段の彼らしからず、かなりストレスが溜まっているようだなという印象を受けた。あまりにも様子がおかしかったので、正直、今回薬物反応が出なかったとか、家宅捜索をしても押収するものがなかったことに、ほっとしているくらいだ。
トシをとる毎につくづく思うのだけれど、大きな問題というのは起こるべきして起こるのだよね。このことがなかったら、もっと酷いことになっていたかも知れないと諦めて、自分で軌道修正して行くしかない。とりあえず彼は、もう泥酔することはなくなるだろうから、それだけでも収穫だと思わなければ。泥酔するほど飲まなければいけなかったのは何が原因かは分からないし、ダメージは対外的なものばかりではなく彼自身にとっても大きいとは思うけれど、一日も早く平穏な日々が戻ってくることを祈らずにはいられない。彼が「いい人」であることは、みんな知っているのだから。
話は全然違うけど、今日の「ひみつのアラシちゃん」あれはなんだ！何回拡大版の宣伝すれば気が済むんだよ。この番組、毎回のように不愉快にさせられることが多いのだけれど、今日はそれがMAXに達した。もしかしたら、視聴者をイライラさせるために番組作っているんじゃないかとすら思えるくらいだ。第一、あの番組を今日見てるような人は、拡大版も絶対見るだろうから宣伝しても効果はないだろうに。時間稼ぎの番組作るんじゃないよ、まったく！
