バトンについて

嵐ファンになり始めた頃、色々と嵐ファンのブログ巡りをして行く中で「バトン」なるものを初めて見た時、なんでこんなことやってるのかな、と正直思ってました。ファンが知りたいのは嵐のことであってブログやってる人のことじゃないのに、何を自意識過剰に書いてんだろ、ぐらいに。

その内にいくつかお気に入りのブログが見つかって、そのブロガーさんにもバトンが廻ってきて、少し戸惑った様子が感じ取れながらも彼女達がきちんとバトンに応えておられるのを見るにつけても、ご苦労さまだな、と同情していました。

でも、最近は少しバトンに対する自分の受け取り方が変わってきたようです。一つには、嵐のことを知りたいのであっても、それを書いている人がどういう人かということが分からないと(その人の書く文章から垣間見えるものはあるにしても)、読んでいてもあまり面白くないかも、ということも確かにあります。ワタシなんかはこのブログで、かなり露出狂的に何でも書いていますから、わざわざバトンであれこれ書く必要もないくらいなのですが、普通はあまりご自分のことを語っておられないですからね。

ただバトンにも色々あって、妙にプライベートなことを聞いて来られたりするものは受け取れない時があるのです。その辺り、ビミョーです。前回廻って来たのは、家族構成だの恋人がいるかだの、たいそう踏み込んだ質問が多く、そういうのって問わず語りに自ら話す分には良いのですが、人から半ば無理矢理語らされるのは、やっぱり嫌だった。最初にバトンの内容を決める方は、その辺りの配慮をされた方が良いような気がします。そこからしか浮かび上がって来ないイメージというのもあるのだろうけれど、やっぱりいきなりそういうことを聞かれるのって、少なくともワタシはダメです。

今回のバトンはそんなこともなく、結果的に自分の考え方を自分で再確認する場にもなりました。
こんなバトンなら、また廻って来てもいいな。朝寝さん、ありがとうね!