昨日の、とある方のお通夜

でお坊さんが、「これから四十九日の納骨までの間、故人はこの世とあの世の狭間のところにいて、これまでの人生のほんの少しの悪いことも一つ一つ仏様に調べられて行く。その業を消し去るために、皆さんが一日一善、ささいなことでも良いから一つだけ良い事を積み上げて行けば、ここに集まった100人ぐらいの人の(49日分の)5000ぐらいの小さな善行が故人の業を消す一助になるだろう」というようなことを仰っていた。初めて聞くようなお説教だなと思いながら、やってみようと思ったスナオな私。

そろそろやらねば…と思いながらなかなか腰が上がらなかったことを今日は二つもした。偉いぞ、自分!…って、もうタイムリミットだったダケなんだけど。一つは仕事に関係することだけど、それを終えた後で、「やるだけのことはやったと思える毎日を送ろう!」と思ったりした。ゲンキンなものである。

もう一つは、韓国の嵐友に最新号の会報を送ってあげるための英訳だ。智くんのコメントの部分だけにしたので量は多くないんだけど、いざ訳すとなると結構難しかった。智くんの言っていること自体は難しいワケがないんだけど、雰囲気で言ってる部分があるからなぁ。「(水彩を描きたくなったね)”色”が面白いかも、って思ったの。で、なんか、もっと深い色になればいいなって」とかさ。
まぁいいか。英訳なんて久し振りなので、ベンキョウになった。時制がイマイチあやふやだけど。また一からやり直さなきゃかな。

やらねばと思いながらなかなかやらないでいるって、生活習慣病の一つなんだろうと思う。なかなかやめられない甘い物の間食、書かねばと思いながら先延ばしにしている友人への手紙、遅れ勝ちな英単語マスターなど、いつまでも「明日があるさ」気分でいるといつか血管が詰まって、バタッと未来が断たれる日が来るんだろうな。ま、そうなったらそうなったでいいや的な自分とは、いい加減おさらばしなければ…。

そう思えるのも、春が来たからだろうな。