郡山在住の

元同僚の弟さん一家は、結局お嫁さんの実家のある近県に転居されることになったようだ。住み慣れた土地を離れるのは辛いだろうけれど、陸の孤島と化しつつある福島にいつまでも居られないという気持ちも分かる。仕方がないのだろう。

被災地のとある病院では100名いた看護師さんたちが次々と避難し、残った10名で患者さん達を看ておられるという。こう見えてもカイゴフクシシでもあるので一週間でも馳せ参じてお役に立ちたいと思う気持ちが強いのだけれど、まだボランティアも現地の人しか受け入れていない状態のようだ。4月2週目の週末にでもなれば、受け入れ可能になるかしら。でも、その頃にはどこかちゃんと設備や人材が整ったところに移転されるているかも知れないな。早く、なんとかしてあげて欲しいと、これも祈るばかりなのでもどかしい。

県内の救援物資受付も、自治体によって温度差が浮き彫りになっているような。それはきっと普段の、地元住民への福祉に対する熱意そのものの温度差なんだろうと思う。私の町なんかきっと、最後まで腰が重いような気がするな。