夕べはしやがれで

被災者に向けてのメッセージや歌があるというのでドキドキしながら待っていた。5人のメッセージについてはそうシンパイでもなかったんだけど、怪物くんがねぇ…。

でも、やるときにはやるうちの子だったから、つつがなく終わって良かった。歌は何かなぁと思ってたら、やっぱり最近の曲の中からとなると、あの曲かなぁってとこだったわね。「♪どろまみれの毎日だけど」という出だしを多分初めて聴いた長姉は、ギョッとした顔で見ていた。まさに被災地は泥まみれだからなぁ。彼らの歌は、バラードになるとまだ全体のボリュームが弱い感じだけど、去年の年末に何かの番組で見た時よりずっと良かったし、何より気持ちがこもっていることが充分伝わって来た。

姉はヨン様ファンだから、彼が7千数百万の義援金を出したことに感激し、はっきりとは言わないけれど嵐に対してもヨン様レベルのことを期待している様子だ。

あくまで推測だけれど、じゃにー社長という人はタレントに、個々人で献金するのは良いが金額を表に出さないようにと言っているのではないかしら。年末の賞レースでさえ所属タレント同士の競争になるのを恐れて辞退させているくらいなのだから、その時その時の人気度で収入が異なるタレントが、その拠出額で妙な優越感や劣等感を抱いたりするのを危惧しているのではないかしら。もしそうなら、それは正しい考えだと思う。

じゃにーずでは、かつーんの田中くんが老人施設を定期的に訪問したり、ぶい6の三宅くんが海辺のゴミ拾いだかを続けているという小さな記事を男性向け週刊誌で読んだことがあり、きっと他にもそういう人がいるのだろうと思う。普段からそういう心構えでいる人たちが、個々人で出せるだけの義援金を出していないわけがない。タレント活動としては、その内に様々なイベントで募金を行うだろうし、それが一番お金を呼び込むのに効果的なのだろうと思う。

今年のコンサートがいつ頃、どんな形になるかも気にかかるところだけれど、いつ、どんな形になっても行われるのならば、贅沢言っちゃいけないやねぇ。