ジェンダーについて

昨日は、最初のレポートを書き上げて送った。「仏教とは何か」というテーマだけど、ん〜まとめなきゃいけないからまとめちゃったけど、深過ぎてというか広過ぎて、分からん。またやっつけ仕事になっちゃったな。仏教だけ学ぶ課程もあるくらいだからしょうがないけど。次のレポート書くまで、もっと読み込まなきゃ理解不能

次は「ジェンダー論」。ジェンダーというのは、一言でいえば「社会的・文化的に規制される性および性的概念」のこと(らしい)。そしてイキナリ、以下の数字が挙げられている。

労働力人口:男性60 対 女性40
②平均賃金:男性100 対 女性65
派遣社員やパートなど非正規社員:男性31 対 女性69
④家事・育児・介護・ボランティア活動:男性10 対 女性90
⑤育児・介護休業取得率:男性0.55 対 女性:60

ワタシの実感とはだいぶ違うなぁ。まぁ、福祉の世界は賃金に男女差はほとんどないからかも、だけど。④は要するに人の世話をしている率というワケなんだろうけど、最近は母親を介護する息子さんの割合が多くなったと感じている。お嫁さんがやらなくなっているからね。まぁでも、全体としては勿論まだまだお嫁さんに頼っている比率は高いんだけれども。本当はどちらかが中心じゃなくて、協同でやって欲しいけど、なかなかそういう家庭はないのよね。息子さんに任せっ放しのお嫁さん、お嫁さんに任せっきりの息子さんが多くて。そして、ストレス溜まってノイローゼみたいになっている人が増えている。

あと、老夫婦だけで生活している人達だと、妻の方に障害が出て来て家事が出来なくなると、途端に夫が困るわよね。介護保険では基本的に、家族がいる場合はヘルパーの家事援助は出来ないことになっているから、夫が仕方なくご飯を作る。でも、今の老人世代は料理なんか習ってないから、本当に困るのよね。私の世代でも、中学時代には女子は「家庭科」男子は「技術」と別れていたし。1993年以降は男子も女子も家庭科が共修になったらしいけど、そうでないと本当に将来、困ると思う。

でも一方で、そんな風に男性も料理が出来て一人暮らしも苦でなくなると、結婚願望がなくなって、少子化に拍車を掛けているのかしらね。女性は女性で、自分だけの稼ぎで生きて行けるから、何も面倒ばかりかけるオット(?)を持つ必要はないし。

お互いが自立して「協同」で物事にあたって行ければ一番いいんだけど、それが教育で自然に出来て行くまでには、もう少し時間がかかるのかな。