石巻で会ったボランティア

には、北は北海道、南は沖縄まで、また20代男女から70代前半男性までと、色んな出身地や年代の人達がいた。また、自ら被災者でありながら私たちと同じエリアに寝泊まりし、同じように活動をしている10代の女の子達もいた。

たまたま休職中だったりシューカツ中の人が長期滞在して活動の中心となっている場合が多いのだが、一週間から十日程度の休みを取って数カ所の被災地を廻る人もいた。また、前回もそうだったけれど、今回も世界中を一人で旅して来たという20代後半の女性がいた。半年で50数カ国巡って来たという強者ナースだ。なんでも、世界一周用のチケットは幾つもの航空会社が出していて、チケット代は30数万円だとか。一方方向しか行けないけれど、工夫すれば色んな所に行けるのだという。国によっては一泊数百円という安いホテルもあり、その半年で要したお金はチケット代も含めて150万円程度だったらしい。

でも、アフリカでバスから荷物を放り出されて、無人ガソリンスタンドで寝袋で寝たり、銃を突きつけられたこともあったらしい。別嬪さんで色っぽい人なのに、ずいぶん怖い物知らずである。若かったとしても、ワタシにはとてもできないなぁ。いや、若かったからこそ出来なかった。今よりずっと恐がりだったもの。

リタイアしたら私も色んな国に行くだろうと思うけど、それはそれでもうトシで体力もないだろうし、そこに付け入られて一人旅なんかすると怖い目に遭いそうだ。

世界旅で役立つ言語は英語とスペイン語で、ラジオやテレビ講座で憶えたらしい。

そういえば、韓国の嵐友から日本語でメールが来ていた。2〜3箇所だけ少し不自然な表現があったけれど、あとはバッチリだった。大したものだ。JALの4月号に彼女の記事が載っていて、その部分を添付してくれたのだけれど、驚いた事に彼女はそこに載っていた店の料理長だった。そして、その店は役者志望のイケメン店員が多いのだという。う〜む、新大久保の本場物(?)か?