『キャタビラー』と『オーケストラ』

今回のTOEICもカンタンだったのか難しかったのかすら分からないのが情けない。大方の受験者が言っているように、リスニングのPart1と2はサスガに大方自信を持ってマークシートを塗りつぶせたけれど、ダイアログになると途端に迷いが…。

それに引き換え、気のせいかリーディングは比較的簡単だったような。まぁ、そう思っててもその「感触」が全然当たらないこともあるんだけどね。時間は余らなかったけれど、足りなくもなかった。

仮にこれまでで一番良い点数が取れるとしてもいずれにしろ大したことはないので、今度こそ心を入れ替えて頑張ろうと思う。考えてみれば、大学の単位認定テストが終わって新学年が始まるまでの2〜3ヶ月って、毎年まるまるヒマになるわけだ。それくらいの期間だったらワタシでも集中してベンキョウ出来そうな気がする。

さて、DVDの方は邦画の『キャタビラー』とフランス映画の『オーケストラ』を見た。前者の方はベルリン国際映画祭寺島しのぶが主演女優賞を受賞したということぐらいしか知らなかったのだけど、見てみたら江戸川乱歩の「芋虫」だった。演出が若松孝二だからエロい場面もあったのだけれど、それは度外視しても、こんな映画撮ってもいいのかね…という気がした。まぁ戦争なんだから、現地で悪いことをした人も沢山いるだろうし、だからずっとそれを引き摺って生きている人も多いのだけど。う〜〜〜ん、戦争に行った人がどう思うんでしょう?見せたくない気がします。多分、堪えられないでしょう。

『オーケストラ』は2009年の作品。オケと社会情勢を絡めたものでは『ブラス』という映画がとても良くて、この『オーケストラ』も旧ソ連共産党政権下で職を追われた指揮者が主役なのだけれども、映画の作りとしてはちょっとあり得ないような話で、商業的な感じがした。とはいっても面白かったし、最後にアンヌ=マリー・ジャケ(女性ヴァイオリニストの役名)がチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でソロを取った時の演奏もすごく良かった。誰だろうと思って調べたら、ソロで活躍している人ではなくSarah Nemtanuというフランス国立管弦楽団の主席の人だというが、すごく好きな音だ。

そう思ってYoutubeチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を色々聴き比べしていたら、あれまオイストラフやらハイフェッツやら、すごい人達の動画もあるんだよなぁ。うちにも彼らのレコードはあるけれど、こういうの見てるとホントに父に長生きしてもらって見せたかったなぁ、と思う。

ラッキー7の方は申し訳ないけどアクションシーンだけ見てあとは早送り。ストーリーにもまるで興味がなくなってしまっていた。4月からのさとしドラマの予告編はジックリ2回も見ましたけどね。

ちなみに今朝の夢は、どこか田舎の駅の待合室で渋谷行きの電車だかバスだかを佐藤コーイチさんだのトヨエツだの、あらしメンの共演者(の予定)の方達と(竹内ゆうこも居たような…)待っているというものだった。なにを暗示するのか調べてみたけど、よく分からず。