あらしどころか暴風雨

であった。朝から風は強かったものの、なんとか出勤した私はまだ良かった。近所の方の葬儀に参列する筈だった姉は家を出た途端に吹き飛ばされそうになり、結局取りやめて家にいたらしい。しかし、風で強化ガラス戸が撓んで、思わず内側から手で押さえてしまったという。そんなことをすれば却って危ないと思うが、その場に居たら自分もやっていたのかも。

仕事先では、こちらから電話を掛けたり掛かって来た何軒かのお宅で、二階の窓ガラスが全部割れたとか納屋の戸が吹き飛ばされたとか、みなさん大変だったようだ。自分も一度外に出ざるを得なかったが、この日の為に蓄えておいた体重も何の役にも立たず吹き飛ばされそうになり、イノチからがら職場に戻ってきた。

いくつかの橋が通行止めになっていたようで、遠くから通勤している人は早めに帰宅したが、私は比較的職場が近いので定時まで仕事をした。多くの家が停電していると聞いたので、そういえば家の懐中電灯は壊れていたなと思い、帰りにホームセンターに寄ったが、やはり多くの人が慌てて買いに来たのだろう、全て売り切れだった。

もしかしたら納屋の屋根ぐらい吹き飛ばされているかも知れないなぁと思いながら帰宅したが、奇跡的になにごともなく、停電すらしていなかった。まともに風を受ける家だし、年々その風の強さが尋常じゃなくなって来ているので、この分ではいつかまた建て替えが必要になることがあるのかもと思うと、急に蓄えが少ないのが気にかかってくる。まっ、そうなったら市内のマンションでも借りた方がよさそうな気もするな。

昨日のゼロの桐谷嬢、目の下側にキラリンメイクをしていたとは言え、全体としては意外にフツーの女子大生風で拍子抜け。ていうか、ああいう番組だと誰でも(へそピアス男でもバビ語女でも)、ワレワレの時代の「もう若くはないさと髪を切っ」た感じになるのだろうか。ま、しょう君の場合は更にもう一ひねりありそうで、言わば彼の一番トンガっている姿がキャスターなんだろうと思うし、「若気の至り」などと言う言葉を使うのも、世を忍ぶ仮の発言とうか冗談なのだろうと思って聞いているけれども。

ちなみに、3月11日のゼロの特番でNEWSの小山くんが現地リポートをしていたけれど、自然な感じですごく良かったな。