財布を買った

昨日たまたま立ち寄ったデパートの財布売り場で、ふと理想的な大きさの(小さい)財布が目に入り、どんどん他のもあーでもないこーでもないと点検していたら買わないと申し訳ないような感じになってしまい、最終的に買ってしまった。

しかしオンナという生き物は財布とかバッグというものは何個持っていても満足出来ないものではなかろうか。先日、姉のワードローブを見たら(共用のウォークインクローゼットなので)、どんだけ買えば気が済むねんというほどの数のバッグが並んでいてビックリした。

バッグを買うのは欲求不満の表れと言われるが、財布もそうなのであろうか。ワタシが持っている財布は主に姉や友人からの貰い物で、自分で買ったことはあまりない。一つだけネットで買ったのがあるけれど、やはりこればっかりはネットなんかで買う物ではないなと思った。色も大きさも思ったのとだいぶ違っていた。

昨日まで使っていたのは姉が数年前の誕生日にくれたもので、これもかなり使い勝手は良かった。でも色が年齢的にちとそぐわない感じのローズレッドだし、二つ折りなのだが自分としてはもっと小さい方がいいと思っていた。

出来るだけ小さくて軽く、小銭入れが外側についていて、なおかつ小銭入れの中に仕切りとポケットが二つあり、カードポケットは多過ぎず少な過ぎず、といったところが条件で、あとは色が下品でないこととか、これ見よがしなブランド名が入っていないこととかであるが、まぁ総て満たすものはないと言ってもいい。

買ったのはポールスチュワートの名刺入れぐらいの大きさのもの。最後まで気になったのはロゴマークである金具の安っぽさだったのだが、ただ、その金具の付いている位置が中側のボタンの穴に本当にジャストフィットで使い易そうだったので、良しとした。小銭入れ部分はファスナーで、他のいくつかの候補はガマグチだったのだが、ガマグチだと少し重くなるのが気になった。色はオレンジとベージュの中間ぐらい、派手過ぎず地味過ぎず、いい感じだ。

ところが、買ってすぐにお金を入れてみて、は、失敗した…と思った。小さいけど、カードや小銭を入れると妙に厚みが出て来るのだ。そういやこの財布、札入れの部分がキルティングでちょっとふっくらしているんだった…って、もっと早く気がつくべきだった。大きさにばかりとらわれていたからなぁ。やっぱり、最後まで迷った別ブランドのグリーンの方にすべきだったかなぁ…。

というワケで、理想の財布探しはまだまだ続きそうである。