今回のアルバムでのさとしソロを初めて聴いた時、強い違和感を覚えたのは私だけだろうか？それは、リズムの乗りのことである。
これまでワタシは彼の歌について、その「透き通った声」は勿論だが、卓越したリズム感にも強い魅力を感じて来た。発声は時に不十分だったり、音程が安定していなかったりしていても、リズム感だけはいつもバッチリだと思っていた。それが今回、聴いてすぐ真っ青になるほど、シンセドラムと思しきバックのリズムより、相当走って聴こえたのである。そりゃあさとし君だって人間だもの、時にはリズムも狂いますって！などと言ってはダメなのだ。彼のリズム感にはすでに天才神話が築かれているのだから。もちろん、私の耳やリズム感の方がトンチキな可能性もあるが、どなたか、できればドラム等打楽器のプロの方のご意見を聞いてみたいものだ。
勿論、そんなことがあっても声とか歌い方の魅力はたっぷりあるんだけど、先日の「ふるさと」合唱の全国大会での歌を聴くと、あまり発声練習もしていなさそうだし、リズム感も衰えたのかなぁと危惧している。ダンスは、やる気が蘇って来ているみたいだけど、彼の魅力はダンスとともに歌も一翼なのだから。
