生きてます

いつも久々にブログの記事を書くたびに、「かくも長き不在」とかなんとか言っちゃってますが、とりあえず生きているということだけは言っておきます。認知症にも、まだなっていないようです。

大野くんの休養宣言以来、 基本的には嵐の人達の番組を必ずしも見ておりません。VSは全然見なくなったし、大河は昔からなんとなく見てきたので今も見ていますが、ニノの冠番組はゴールデンに移ってから急につまらなくなった気がして、徐々に見なくなりました(今もやっているかどうかすら把握しておりません)。しょうくんの番組もしかり。

で、 ぽっかり空いた嵐の座に代打として立つようになったのがきんぷりでした。私はとにかくダンスの上手い人たちが好きなのですね。

とはいえ、その魅力に気づいたのは一昨年ぐらいでしょうか、「ナマエオシエテ」を初めてテレビで見た時です。 何かの歌謡祭でした。 以前、嵐の番組に彼ら、(あるいは平野くん一人だったか)がゲストで出た時に、まつもっさんが彼らのことをとても褒めていたのですが、そのデビュー曲をその後のテレビで見ても、まつもっさんは何でこんな曲が好きなのだろう?と思った程度でした。そういえば「最近の子たちはダンスがめっちゃ上手い」と言っていたのも、後になって思い出した程度です。

ところがその「ナマエオシエテ」で、おやっ?!この子たちもしかしたらすっごいダンス上手くない? それに曲もすごくいい!と初めて彼らの魅力に気づいたのでした。ちなみにそれは録画していたもので、CMを挟んで次がヒゲダンの「Cry Baby 」だったのですが、 これがまたすごいので「ナマエオシエテ」を見てはCM 飛ばしてヒゲダン、またきんぷりに戻ってCM 飛ばしてはヒゲダン、ということを5回ぐらい 繰り返してました。

その後はきんぷりのダンスナンバーを主に YouTube で見ていましたが、そこへ突然の脱退宣言と、例の事務所のセイカガイ問題です。

あのエロじじい何やってくれてんだ!と思う反面、最初はどうもあの、かうあんというお方もあまり信頼性の置けない人に見えました。いくら寄付金を集めるためとはいえ、嘘をついていい筈が ありません。それに文春も、信頼するに足る週刊誌だとは思っておりません。それは、以前のさとしスキャンダルの際の合成写真の件でも明らかです。

「じゃにーさん」という人が、 少なくともひろみ号が辞めるまではそのようなヒトだったということはなんとなく思っていました。ひろみ号が退所した時のあのガックリした顔、 非常に印象的でした。もうあんなことはしない、と決意した顔のようにも見えました。

それに、初めて 嵐の DVD を買った時、しょう君とニノが手をつないで 楽屋に向かっていたのを見て、ちょっとしたショックを覚えたのを憶えています。あれは、「じやにーさん」やじゃにたれに対しホモ疑惑があったのを逆手にとったアピールなのだと思っていました。実際、あの時点では彼らは何も知らなかったのでしょう。

また、「じゃにーさん」のことを、しばしばじゃにーずの現在30~40代のタレントが親しみを込めて面白おかしく話していたから、昔はそういうこともあったが、ひろみ号以来はそうではなくなっていたのかと思っていました。

それが、現在20代半ばのかうあんの世代までそんなことをしていたとは。いろんな証言動画等を見るうちに、まさに「鬼畜の所業」と思ってしまいます。

しかし、もう故人のことをどうこう言っても始まらない。また、被害を受けた人たちのことをどうこう言っても始まらないのです。

私がこの件で思うのは、「うすうす噂で知っていた」のに何もしなかったタレントは、果たして無罪なのだろうかということです。勿論、この問題で一番悪いのはマスコミやメディアでしょう。また、いのっち達も、自分らにも非があったことは認めています。

現タレントたちの仕事が次々になくなっていったことで、被害者たちは「そこまでは望んでいない。彼ら(じゃにたれ)もまた被害者だ」などと言っていますが、本心でしょうか。

この種の事件は日本では珍しいので、どなたかが言っていましたが、これを少女たちの事件、あるいは「いじめ」と置き換えてみてください。一流中・高一貫校の校長が自分の学校の女生徒に次々手を出している噂を、みんな知りながら黙っていたのです。言えば自分が退学になるかもしれないからと。表立って自分が告発しなくても、何かしら方法はあったのではないかと思います。でも 誰一人、何もしなかった。被害者にとってそれは、二次被害と言ってもいいと思います。

そんな事なかれ主義の人達の仕事が全部なくなるからと言って、同情はしません。現在はまだ、彼らはテレビによく出ています。改めて見ると、こんなにも切れ目なく誰かしら出てるんだなぁとつくづく思います。視聴率のためとか言うけど、あまり関係ないような気がする番組も結構あります。事務所の力というやつでしょう。これを機会に当面は一切彼らを出演させず、最終的には本当に実力のある人だけに淘汰していってはどうでしょう。少なくとも一年ぐらいは誰の顔も見たくない、と私は思います。

改めて、あの5人の将来を考えてみました。さとしくんはもう戻ってくる気はないでしょう。ニノやまつもっさんには、映画やドラマの仕事がたまに来るかもしれません。相葉ちゃんにはバラエティやMCの仕事がたまに来るかもしれません。しょうくんには、少なくともキャスターの仕事は来ないでしょう。でも、もし「社名を変えたじゃにーず」が残っているとしたら、いつかはそこの役員になっているかもしれませんね。