Blast!を見た。

世間はシルバーウィークだが、こちらは飛び飛びに仕事があり、日曜はフツーの休日だった。

Blast!はもう何年も前に高校からの友人に勧められてからずっと、いつか見ようと思っていて、今回漸く見ることができた。彼女の娘さんが中学の頃からかなパーカッションをやっているのだが、この公演を見て衝撃を受け、一時はプロを目指そうかと言っていたこともあったくらいだとか。結局は大学のオケを経て、今年はもうフツーに就職しちゃったけど。そういえばauに就職が決まったと聞いて一瞬「え!?もしや…」と思ったけれど、ベツに嵐ファンじゃないらしい。

公演の方は、まぁ前評判通り凄かった。打楽器とブラスの演奏を、総勢50人ぐらいが様々なフォーメーションで踊りながらやったり、スネア(皮ではなさそうで、すごく硬質のプラスチック音みたいだった)でバトルをしたり。プロのダンサーも出演するのだけれど、その人達はバトントワリングやフラッグなどを駆使して踊るだけでなく、とても綺麗な合唱をバンドの人達と一緒に聴かせたり。一体アナタ達はどんだけ器用なんだ?というか、一人の人間が持つ能力の可能性に驚かされた。ああいうの見ると、ニンゲンは存分にその能力を発揮してからでないと死んではいけないような気がして来る。普段ワレワレは、歌とダンスが上手いだけでなく絵も上手くて釣りにも凝っているお方をレアな存在として敬っているワケだが、彼らにとってはそんなの当たり前、という感じなのだ。

ここはひとつ、11年目からの嵐にはそれぞれが楽器をマスターしてバンドに挑戦して頂きたい。ちなみに智くんはドラムをやったら、トニー・ウィリアムススティーブ・ガッド並に上手くなりそうな気がするんですけど、やりませんかね?