鍵9話

逆プロポーズなんていうからてっきり青砥さんからかと。でも、最後までラブがなくてホッとしてもいる。このドラマには、ないほうがいい。

こういっつぁんの芝居上手なのにまた感心した。名優の遺伝子なんて言っちゃあいけない。ものすんごい努力したんだろうと思う。大したもんだわ。

戸田さんも良かったし、さとし君も…頑張ったな。随所に、らしさが出ていて楽しかった...って、もう過去形になってしまったわ。でもきっと、これは映画化されるような気が。

さて、夢のお告げに従って「洞察」し、少し恐かったけど現実に立ち向かってみたら、問題が少し良い方に向かって楽になった。夢ってやっぱりすごい。ていうか、ネイティブアメリカンの部族でもないのに、こんなに生活に夢を役立てて生きてる奴もいないだろうな。ぶはははは。

今日短大の実習生を伴って、とある研修に行った。車の中で、「どう?この仕事は」と訊くと、まだこの道に進もうかどうか決めかねている、旅館の仲居さんにも魅力を感じているんだと。変わったコだ。まぁ、人と出会うのが好きなのかもね。「女性ばかりの職場だから大変だと友達が言っていた」と言うので、そうね、やっぱり男性が多いか、少なくとも半分ぐらいいた方がラクだよ、と言っておいた。これまでで一番仕事がし易かったのは、自分一人に周りが4〜5人の男性だった頃である。男性を公平に扱っていさえすれば、仕事は非常にやり易い。「結局、何を仕事にしたらいいのか分からない」ともいうので、生活とかより、とにかく好きなことをずっとやった方がいいよ、と言っておいた。

そう言えば先日漠然とテレビを見ていたら、とある音楽番組に、昔銀座のクラブで歌っていた頃に毎日一緒に仕事をしていたキーボード奏者の人が、日本でも有数のブラスの編曲者として紹介されていてタマゲた。まぁ、活躍されていることは知らぬでもなかったけれど、それにしてもだ。やっぱり「継続は力なり」なんだな。彼を含む4人で演奏とバックコーラスをしてもらっていて、彼はその編曲もしていたのだが、ポール・マッカートニーが好きで時々自分でも「My Love」を歌っておられた。私がジョンの方が好きだというと、作曲者としてはマッカートニーの方が断然上だと言っていたなぁ。坂本りゅういちをケチョンケチョンに貶してもいて、ワタシとは全然音楽のシュミは合わなかったのだけど、優しくて軽妙な人だった。懐かしかったなぁ。