花道の横で歌舞伎

を見るのは初めてだった。これまではせいぜい二階席か三階。上から見下ろす歌舞伎の舞台というのも、それはそれで非常に面白かった。ただ、一度は桟敷か花道近くでも見てみたいとも思っていたので、今回たまたま花道横の席が取れたのはやはり僥倖だった。今…

足が悪い、足が悪いと

言っているけれど、こう見えても身障手帳4級保持者である。今は大丈夫だが、3年前に手術するまでは跛行、つまりビッコだった。先天性股関節症の後遺症が、トシを取ってから出て来たのだ。幸い、MISという手術で非常に短期間(私の場合13日)に職場復帰出来…

今回の旅の最大の失敗は

写真とケータイだった。このブログをご覧になっている方で、ご自分のことをモノグサだと思っているアナタ。ご安心あれ。アナタの下には必ずワタシがおりますのだ。デジカメというものにはなかなか食指が動かなかったのだが、2〜3年ほど前にサスガに、やっ…

大連の雜技団公演は

客席が200ぐらいしかない小さな劇場で行われた。大連京劇団劇場という、かつて東本願寺の本堂だったという所である。中国で一番有名なのは上海雑技団だと思うが、もっともっと大きな会場で客も沢山入るらしい。この日の入りは、せいぜい30名ほどだった。なん…

中国のトイレ事情については

色んな人から聞いて、恐れおののいていた。紙がないところが多いとか、ドアがないとか、あっても上下が開いていて、ないに等しいとか。それに、毎日中華料理だと下痢をすることがあるからトイレットペーパーはできればロールで持ってった方がいいと旅の本に…

大連三日目

今回の旅は三泊四日だったのだけれど、二泊三日でも良いのではないかと思っていた。でも実際に来てみると、二日目の夜は、やはりまだ帰りたくないなと思った。ところが、三日目の朝目覚めたとたんに、もう帰りたいと一瞬思ってしまった。ワタシにとってこの…

瀋陽のホテルで

テレビのチャンネルをあちこち変えてみたのだが、中国語の報道番組は、やっぱり全然言葉が解らないから次第につまらなくなる。CNNの方が分かり易いが、やっぱり疲れている時の英語は、長くは聞けない。ある局では、芸能人らしき人達がカラオケで点数を競うと…

二日目は、大連から瀋陽(旧奉天)

まで四時間、特急の瀋大線(旧満鉄)に乗った。私たち一行は二階建ての車両で、昇降口はステップが低い上にスロープが掛けてあったが、普通の(一階だけの)車両の方は、私たち世代が子供の頃に乗っていた汽車のような大変高いステップで、プラットホームか…

大連での足裏マッサージ

今回のツアーのオプションは二つあって、一つはこの足裏(または全身)マッサージ、もう一つは雑技団だった。これまで色んなツアーパンフを見たり、実際にアジアを旅した人達の話を聞くにつけても、マッサージだのエステだのをしてきたというのは正直感心し…

大連訪問記(初日)

生来の出不精、面倒臭がり、足の故障などが加わり、これまであまり旅行というものをしたことがない。昔から、家族旅行でもいつも「早く家に帰ろうよ〜」と言う子供だった。かつてオットだった人も旅行嫌いだったので、新婚旅行も行かなかった。オトナになっ…

先日、月イチの外食デーで

姉達とステーキ屋に行った。毎日一緒に食事しているくせに、テレビを見ながらだからその時見ている番組にまつわる話が中心だし、食器を洗ったら私は自分の部屋に籠ってしまうタイプなので、こういう時にしか話さないことも結構あり、それはそれで楽しいのだ…